今日は日曜日ですが、あいにく出勤でした。(笑)プラン作成と図面作成を1日ゆっくり作業できました。(笑)ご相談をいただいているお客様と打ち合わせが1件ありましたが、終日デスクワークだ~!プラン完成できるぞ!と思っていた最中、15年前建てさせていただいたOB様より電話がなりました。リビング照明掃除してたら、落っことしちゃって壊れた~。夜電気付かない~(泣)どうしよう?とご相談があったので、打ち合わせが終わると急遽、愛車の軽トラに乗り込み、喜多方市まで爆走しました。(笑)到着してみると、幸い引っ掛けシーリングだったので、新しい物を購入すれば、すぐ取り付けられます。「コメリさんかKS電気で売ってます。買ってきましょうか?」とお話しすると、迷惑だから大丈夫だよ。僕らでもできるから!とOB様のお言葉。あらためてOB様の優しさに感激しました。そんな優しさを頂き感激して再度会津若松まで爆走しました。(笑)そんなこんなで終日終了です。
ところで昨日は、漏水調査のご依頼があり屋根に上ってきました。急な屋根だったので、安全第一で親綱(安全綱)かけて現況調査です。そしたらば、
銅板葺きの銅板にすっぽり穴が開いてます。これでは漏水しっぱなしです。(泣)
正直原因がわかれば対応策が打てるから良いのですが、クライアント様には良いことではありません。少し複雑ですが、スタッフと一緒に、とり急ぎの応急処置を施しました。
実は、このような漏水、各地で発生しています。上部の瓦屋根の水が雨桶を通過して下屋の銅板葺きの屋根に落ちてきます。上部の瓦はイブシ瓦なのです。イブシ瓦とは燻瓦と書きますが、漢字のとおり瓦を焼く過程で瓦をいぶして炭素を表面に発生させることで耐久性を増す古来からの製作手法なのですが、このイブシ瓦と銅板の相性が良くないと、事例が報告されています。まだ科学的根拠に基づいた理由は不明だそうです。もし、このような、立派なお住まいに住まわれる家主様は、屋根の点検を定期的にされたほうが良いかと思います。ちなみに僕の家は銅板や瓦なんて高価なものを使うことはできませんでした。(泣)
齋藤 一栄
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