ここ数日会津では猛暑がつづいています。とても暑い毎日です。そんな中「御殿場の家Q1」の建て方がはじまりました。
まずは、建築の神様、伊勢の猿田彦大神様からお預かりしてきた「御敷地之砂」で安全第一を祈願しお祈りを捧げます。
建て方はじめ、工事が安全第一で進みますように!と表鬼門より順々に四方にお祈りします。
大工さん、とても暑い中おつかれさまです。
2階の床組み。
2階の小屋組み。
大きな吹き抜け。仕上がりが楽しみです。
新住協性能評価ソフト「Qペックス」で算出した「御殿場の家Q1」住宅性能値です。Q値0.84・UA値0.25・η値0.9の高性能です。なんとUA値は0.25をマークしてます。
自然温度差は暖房期8.98℃です。ほぼ平屋建で一部2階建。1階南面に大きなインナーデッキがあるため、UA値0.25の建物から考えると自然温度差が少し低いのですが、これは有意義な生活を過ごすために検討した間取りから考えると、仕方ないことと思います。断熱性能ばかりを追い求めても本当の良い家にはならないと思いますし、断熱も重要ですが間取りも、そして外観や仕様を含めてバランスの取れた設計施工がとても大切ではないかと。僕は考えます。
積算根拠としては、暖房エアコンの稼働効率2.3(寒冷地検討)冷房可動効率3.0で積算しています。冬季エアコン温度設定20℃、夏季エアコン温度設定27℃で積算しています。
僕たち「新住協」の基準で考えるとレベル3です。断熱住宅を得意とする他の団体「HEAT20」さんの基準で考えると最高等級のG3グレードです。もうひとつの団体「パッシブジャパン」さんの基準は、勉強不足でわかりませんでした。(泣) ※塩川町御殿場は国の定める地域で4地域なので、会津若松と記載されていますが、塩川町基準で算出しています。ちなみに喜多方市内の方に行くと3地域になります。
ちなみに大手ハウスメーカーさんの住宅性能地一覧表が住宅情報誌「新建ハウジング」に掲載されていました。各社さんのUA値が記載されています。ご参考までに。
齋藤 一栄
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