2世帯住宅の「綾金の家Q1」竣工しました。クライアント様おめでとうございます。いよいよ、お引越しですね。お打ち合わせも含めて長い期間大変お世話になりました。ありがとうございます。引き続きアフターメンテナンス等長いお付き合いの程お願いいたします。
「綾金の家Q1」は45坪の2世帯住宅です。建物性能はUA値0.27の高性能住宅です。新住協判定レベル3の住宅。国の断熱等級判定レベル6。HEAT20判定レベルでG2レベルの住宅(国とHEAT20の算定基準はUA値0.34~0.23までが断熱等級6、G2レベルでUA値0.23以下が断熱等級7、G3レベルになりますので、綾金の家Q1UA値0.27なので、最高等級に近い性能だと考えます。)国とHEAT20の判定レベルはUA値からのみの判定基準になりますが、新住協判定レベルは更に、さまざまな判定基準のアイテムが加わります。換気システム効率・自然温度差や建物の位置や屋根軒出による日射取得等、単にUA値のみの判定ではなく複雑な試算による判定になります。新住協判定レベル3は、超高性能な住宅となっています。また耐震等級は許容応力度計算にもとづいた等級3で長期優良住宅の認定をうけています。
外の景色をたくさん取り込めるよう、大開口のトリプルガラス樹脂サッシを採用しました。
現代和風にあうよう、天井高さまで伸ばして製作した障子戸です。素材にはヒバ材をつかいました。
一方基礎工事中の「塩川新井田谷地の家Q1」。スラブコンクリートを打設中です。
安全不可欠な耐震等級3特有の地中梁基礎がコンクリートで見えなくなってしまいました。少し自慢の基礎なので寂しいです。(笑)
基礎スラブは割れ防止対策で、バイブレータはもちろんのこと、電動トンボと円盤(表面を均す機会の通称)かけて、さらにコテ仕上げを施します。
「塩川新井田谷地の家Q1」の住宅性能はUA値0.23の高性能住宅です。新住協判定レベル4の住宅(最高等級)。国の断熱等級判定レベル7(最高等級)。HEAT20判定レベルでG3レベルの住宅(最高等級)で、耐震等級は許容応力度計算にもとづいた等級3(最高等級)となっています。当然ながら性能評価をうけて第三者機関により断熱等級、耐震等級とも認定をうけています。設計手法により自然温度差が驚異の12.76℃になっているため、冬場と夏場のエアコン燃費に差異があまりない設計となっています。冬は自然の恵み(太陽熱)を沢山いただけそうです。
齋藤 一栄
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