ここ最近会津では雪こそ少ないですが、朝晩、毎年恒例の【さみ~・・会津弁です。】が続いています。昨年竣工させていただきました【塩川の家Q1】の温度はどうなんでしょう?最近現場・現場・木材加工・木材加工が続いて、事務所に滞在する時間が少なかったのですが、今日はひと段落して確認してみました。!
建物の北側壁に設置してある外気温計は、1/28 朝6:41の段階でマイナス3.9℃です。
外気温の測定は大変難しく、気象庁の高額外気温系や百葉箱でないと正確な温度測定はできないかもしれません。ちなみに1/28気象庁の外気温データーでは、こうなっていました。
6時の段階でマイナス2.8℃、8時の段階でマイナス4.9℃です。僕たちの温度計と少し差異はありますが、ほぼ当たっていると思っています。では、室内に行ってみましょう。1階のリビングです。お施主様に確認しましたところ、暖房は1階のエアコンのみだそうです。2階ホールに夏場の冷房用エアコン兼冬場の補助暖房のエアコンが1台設置されていますが、本日現在まで電源入れたことないそうです。
1/28のリビング最低気温が朝8:16分で21.4℃でした。日中は太陽光の日射熱も関係して室内温度は23.2℃を超えている時間帯もありますね。では2階に行ってみましょう!
2階の最低気温は、1/28 朝6:32分の17.6℃でした。2階のエアコン稼働してないので、当然2階は無暖房です。【塩川の家Q1】は吹き抜けがない建物なので、2階を無暖房にすると1階との温度差が3℃~4℃あります。1階と2階の通風用ガラリを設置してありますが、やはり吹き抜けがないと1階と2階の温度差をゼロにすることは難しいですね。ただひとつ補足がありまして・・・! 本来【Q1住宅】は太陽の日射熱を沢山取り入れて室内を暖かくする設計になっています。なので、朝から夕方までは、太陽熱を室内に取り入れ、夕方から朝方まではブラインドやカーテンをして室内熱を室外に出さないようにすると温度差はもう少し少なくなります。ではなぜ?お施主様曰く!【昼も夜も外から中を見られているような感んじがイヤなの!だからブランドは年中しめっぱなしよ!でも充分暖かいから大丈夫よ!】とのことでした。でも僕は反省しました。僕たちがご提案する【Q1住宅】は、もっともっとお施主様の生活習慣や生活パターンをお伺いし設計しなければならいと!【塩川の家Q1】には、吹き抜け作成をもっと、もっとおすすめしたほうが良かったかな~・・・・(‘◇’)ゞ反省。
齋藤 一栄
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