「Q1.0住宅」の実測燃費と実測内外気温データ

冬将軍がやってくるまえに、「清水台の家Q1」のアフターサービスにお伺いしてきました。その際2020年11月~2021年4月の暮らしアンケートをさせていただきました。「清水台の家Q1」のオーナー様は、冬場も夏場も1台のエアコンで全館連続運転されています。冬は一階床下エアコンのみ、夏場は2階壁付けエアコンのみです。今回は冬将軍を前にしての実測データを公開させていただきます。

まずは、2021年冬季間のうち、特徴のある外気温日を選択しました。(温度データは外気温と室内温湿共クラウド機器によって365日24時間データが取得できるようになっていますが公開スペースの都合上2日間を選択しました。)まずは2021/2/1です。この日は1年を通して最も外気温の温度差が激しかった日です。次の2021/2/18は外気温が終日氷点下だった日です。「清水台の家Q1」の間取りは2階建てで1.5畳の通風用吹き抜けがあるお住まいなので、1階床下エアコンのみの稼働だと、1階と2階の温度差は設計段階から2℃~3℃あると予想していましたが、予想通り1階と2階の温度差が実測値2℃~3℃ありました。でも、外気温がマイナス9℃近くあった時でも、終日氷点下の時にでも1階室温はエアコン設定温度23℃の近くを一定に示しています。2階は1階温度より2℃~3℃マイナスを示してします。会津の冬は1年間の内、5~6回位シベリアからのとても強いマイナス寒気が到来しますが、その時2階用に夏場メインで使用する2階壁掛けエアコンをサブとして稼働させてください。とお伝えしていましたが実際に使うことは必要なかったとのことでした。湿度も快適指数の40%~60%の範囲でほとんど推移していて、とても快適な室内環境下であったと予想されます。

上のグラフは1年をとおして、日中太陽のでない日を選択してグラフ化しましたが、日中太陽の日が出た日のグラフがこちらです。「清水台の家Q1」の自然温度差は10.16℃。この自然温度差とは外気温が0℃の時機械設備による暖房にたよらないで、室内温度が何℃あるかを示す数値です。僕たち、あいづ暖家と新木造住宅技術研究協議会のメンバーは特にこの数値を重要視します。日中太陽の日をどれだけ室内に取り込めるかを大切にしています。それが、こちらのグラフです。

太陽の日射があった2021/2/13の内外気温度の実測値です。7:00には放射冷却の影響もあって、外気温がグットさがりマイナス4.6℃を示していますが、日中外気温は7.6℃まで上昇しました。その時点での室内温度は26.6℃です。当然1階床下エアコンは23℃設定ですので停止していますが、太陽の日射のおかげで室温26.6℃まで上昇しました。真冬の2/13ですが、さすがにこれでは暑すぎるので、真冬に窓を開けて室温を下げたとのことでした。なんとも羨ましいことです。

そして、最も気になる「清水台の家Q1」の連続運転による全館暖房の年間暖房費のグラフがこちらです。実際にかかった年間暖房費が42.960円です。青色グラフがQPEX燃費シュミレーションソフトでの設計時予想値です。オレンジグラフがパナソニック社HEMS機器による暖房費(電気料金)の実測値です。1年間暖房費が全館連続運転暖房(24時間x6カ月つけっぱなし)で、この料金になります。それに伴う室内温度は上表のとおりです。

 

設計の燃費シュミレーションソフトと実際に生活されての燃費がほぼ同じになりました。これが「Q1住宅」の実力だと僕は思います。

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齋藤 一栄

会津暖家 家長。
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