先日のブログで、ご紹介させていただいた【塩川の家 付加暖200】を
どのように暖かくするか、どのように燃費がかからない家にするかを
建物設計段階から僕たちの新木造住宅研究協議会【新住協】の燃費計算
ソフト【Qペックス】を使って計画します。デザイン・間取りも大切な
検討事項ですが、住宅燃費も大切なことなので三つ巴で計画していきます。
数多くあるデ-タ-の中より、ほんの少しご紹介します。
【塩川の家 付加暖200】は自然温度差が約9.5℃。
つまり暖房機器などを使わない状態で外気温が0℃のとき
室内温度が9.5℃あるとゆうことです。僕たちは、この
自然温度差目標を7℃~10℃で計画します。ただ単に断熱材
を厚くしたりしても自然温度差は理想にちかづきません。
建物の方位や位置、標高や周辺環境、さらに太陽の日射取得量
と風の流れる道などをト-タルに検討して計画しなければなりません。
結構手間がかかります。・・・・・汗
でも一生に1回のお住まいに(何回も立てられる方もいらっしゃいますが)
後悔することなく、【こころも、からだも暖かい】のキャッチフレ-ズに
みあう働きをせねばなりませんので、手間ぐらい、どうってことないこと
だと僕は思います。
一般的に言われる住宅性能値(Q値・AU値・C値)は下記のとおりです。
C値は目標0.5以下に設定していますが、まだ実測前なので実測したら
再度ご紹介します。
Q値(熱損失係数)0.89・AU値0.33です。
計画段階の住宅性能を、先日ブログでご紹介したとおりの施工で、
計画と実行の差異0(ゼロ)を目指して創りつづけます。
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齋藤 一栄
会津暖家 家長。
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