春彼岸に突入しましたが、ようやく会津にも春が少しづつ訪れてきています。そんななか新しいプロジェクトがスタートしました。「河東の家Q1」!建て替えプロジェクトになります。既存のお住まい解体の前に、引っ越し荷物の一時保管場所の制作着手です。クライアント様既存小屋の改修工事です。外部も内部も新しく生まれ変わりますが、とりいそぎ引っ越し荷物保管用の一時工事です。内部の間仕切り撤去して荷物を沢山保管できるようにします。
昨日の会津の天候は強風・大荒れでした。長く経験したことのないような強風で、停電で信号がとまったり、飲食店が営業できなくなるような大きな被害もありました。年々の気候変動が激しくなってきていますね。これも温暖化の影響でしょうか?今朝も3月中旬には珍しく積雪と道路の凍結がありました。そんな中、「河東の家Q1」のクライアント様を長年にわたり見守り続けてきた大きな老木が昨日の強風で倒壊しました(恐)既存車庫の一部が壊れてしまいましたが、大きな被害は発生しませんでした。既存車庫も解体するので、幸いといえば幸いでした。
でも、なぜこのタイミングで?そして北西から強風が吹いていたので、常識的に南東に倒壊すると考えられるのですが、なぜ北東の方向に倒壊?計画当初、ご家族を見守れてきた守り神ともいえる老木を、撤去するか否か検討もされていましたが、なかなか簡単には判断できない状況でした。僕は思いました。守り神の老木は、わざとこのタイミングで自ら倒木されたのではないかと。それも、誰にも迷惑をかけず、倒れる方向も考慮して倒木されたのではないかと思います。南側の道路に倒壊したり、東の既存小屋に倒壊したら実被害があったのではないかと思います。長年クライアント様ご家族を見守られてきた守り神老木。心暖まる思いがしました。長年大変おつかれさまでした。こんな貴重な体験をさせていただき誠にありがとうございました。守り神老木様。
齋藤 一栄
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