新型コロナウイルス関連で入荷が遅れていた「エコテクノルーフ」。施工日には天候にも恵まれ(少し暑すぎましたが(笑))施工しました。
最初は屋根の墨出しから!
太陽光パネルがとりつく架台を設置します。普通の太陽光パネルは屋根板金や瓦を葺いてから取り付けますが、太陽光パネルそのものが屋根なので、板金や瓦がありません。
1枚1枚太陽光パネルの品質検査をしてから、屋根に上げます。
一般的な太陽光パネルの裏側は樹脂版なんですが、エコテクノルーフの裏側は表面同様、強化ガラスです。なので鏡みたいです。
よ~し!あげるぞ~!
太陽光パネルの照り返しで、屋根上環境はとってもHOTです。
よ~し!葺くぞ~!
暑すぎるので人海戦術でスピーディーに施工していきます。僕も人海戦術要因として参加です。(黄色いヘルメットが僕なんですが、日頃デスクワークの方が多いので 太陽の紫外線になれてなく顔と腕がまっ赤かっ赤になっています。一目みると 酔っ払いオヤジの顔です。(オヤジは間違いありませんが)(笑)眼の下なんか、火傷みたいになってしまいました。帰りの車運転は、酔っ払いオヤジの飲酒運転だ!逮捕だ!と間違われないように帰ります(笑)
そこで体験したことがひとつ!これだけ太陽の直達日射が強いと、黒いアルミ部材は火傷する位の温度に上昇します。素手でなんか持ったら火傷しそうないきおいです。手袋しないと持てません。しかしシルバーのアルミ部材は素手で触っても持っても、まったく問題がありません。同じアルミ部材なんですが、黒とシルバーではこんなに違うものなのか? 実体験の感想です。
とゆうのも、ガルバニウム鋼板の屋根材には色がたくさんありますが、カタログデータには色によって異なる日射反射率が記載されています。
一番黒いブラックの日射反射率が43%、シルバーが55%でちなみに白が65%です。黒とシルバーの差は12%しかありません。実体験では12%しか違わない温度差ではないように感じます。また新たな研究課題が見つかりました。この実体験を根拠に屋根材メーカーに確認し研究してみます。会津暖家の屋根は2重屋根と330㎜の屋根断熱材を施工するので、屋根材の温度には影響されにくいよう施工していますが、できるなら夏の屋根温度は低いほうがいいに決まっています。更なる品質向上のため研究開発に努めます。
齋藤 一栄
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