過日の「諏訪の家Q1」真冬の完成現場見学会に続き、クライアント様のご厚意により「北町上の家Q1」断熱構造現場見学会を開催させていただきます。「北町上の家Q1」は断熱等級7にせまる断熱性能を誇ります。UA値0.232なので、切り捨てすると0.23になり断熱等級7になりますが、UA値算出の決まり事上、切り上げにて算出表記しなければなりませんので、断熱等級6.9ってところでしょうか!でも、6.9とゆう表記はありませんので、断熱等級6になってしまいます。(泣)しかしながら、UA値は換気の熱損失を計算に含めていません。僕たち新住協メンバーの考え方としては、この換気による熱損失も重要視しています。(24時間換気することにより住宅から熱が逃げていきます)UA値が駄目とゆうことではなく、UA値やQ値、C値また自然温度差やη値も含め、住宅の温熱環境は総合的に判断しなければならないと思います。「北町上の家Q1」は断熱性能だけではなく、耐震等級3、省令準耐火構造、床下エアコン、太陽光発電8KWなど、たくさんの見どころがございます。是非この機会に完成してからでは見ることのできない部位をご見学いただければ幸いです。
開催日時は、断熱構造がご見学いただける期間、約1か月程度を予定しています。不定期の開催となりますので、ご希望のお客様におかれましては、ご希望の日時を電話またはメールにてお申し付けくださいませ。折り返し詳しい、ご案内図をお送りさせていただきます。
お話しかわりまして、今月号の日経ビルダーズが届きました。日経ビルダーズは、おもに設計事務所、工務店などが購読する住宅建築専門雑誌です。一般の方でも購入ができます。その今月号に、先日WEBで勉強会に参加させてもらった、新住協東京支部さんの実例古民家断熱改修工事の記事が掲載されていました。
過日の勉強会参加資料の中には、改修後のとても素敵な内観画像をいただいていましたが、プライバシーに考慮し本ブログには掲載しませんでしたが、全国紙に掲載されていましたので、その部分を少しご紹介です。明治時代から続く旧屋の断熱改修工事。断熱だけではなく、おもむきのある素敵な空間に仕上がっています。ヘリボーンの床材と一緒に映る素敵な庭。とても風情があります。素敵です。
無断熱の古民家をHEAT20 G2グレードまで向上させた断熱改修工事。新住協東京支部メンバーの実力、凄いです。
齋藤 一栄
最新記事 by 齋藤 一栄 (全て見る)
- 土台敷き【金川町の家Q1】 - 2024年11月28日
- 足場バレました。 - 2024年11月26日
- 高級木材【タモ格子】施工中 - 2024年11月25日