2/11(祝土) 2/12(日)に完成見学会予定の「諏訪の家Q1」。クライアント様のご希望を伺ってつくったホワイトアッシュ無垢はぎ板の造作ダイニングテーブル完成です。内装屋さんも、乗り込みました。いよいよ終盤戦です。
一方 「綾金の家Q1」では、基礎乾きも終了し床合板貼り開始です。これから本格的な木工事がはじまります。
「綾金の家Q1」は耐震等級3の認定長期優良住宅です。許容応力度計算にもとづいた耐震等級3の建物なので、構造材が太くてガッチリしています。梁背450㎜の構造強度が高い集成材が縦横無尽にとりつけられます。無垢材では強度不足により判定計算が難しいので、一番力がかかる梁はE150-F435(1本1本構造計算によって使う梁の強度を計算)の高強度集成梁を使用しています。その次に力がかかるところはE135-F375、E120-F330です。ちなみに無垢材も強度的には集成材同様強いのですが、自然のもののため、節の状況や、年輪の状況などで1本1本の強度数値にばらつきが発生してくるため、特に力がかかる箇所には、安全側を採用し集成材を使っています。
一般的には大引きと大引きの間には入れないネタ材も取り付けます。このネタをいれることにより、床剛性が格段に向上すると僕は考えます。床の反りも解消し、床の太鼓音もなくなり、水平剛性も高くなります。1階床にも2階床にも施工します。
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齋藤 一栄
会津暖家 家長。
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