許容応力度による構造計算「西年貢の家Q1」耐震等級3

住宅の構造計算とはいっても、何種類かの計算手法がありますが、その中でも許容応力度による計算を行ったものがベストとされています。でも、この計算結構大変です。ご希望の間取りや外観も優先させたいし、クライアント様の安全・安心を確保するためにも耐震等級3もしくは耐震等級2をクリアーしたいです。この両方のバランスをとるのが大変なんです。あ~でもない・こ~でもないの繰り返しを重ねることで、ベスト案が生まれてきます。一般的な住宅の等級「耐震等級1」でも今の建築基準法から考えると結構丈夫な建物です。「耐震等級2」は学校や病院レベル。「耐震等級3」は消防署や警察などのレベルです。でも、これからの世の中何が起きるかわかりません。20年後50年後最近のコロナウイルス関連のように何が起きるかわかりません。そのために僕たち、あいづ暖家はクライアント様が生涯安全・安心にお過ごしいただけるよう、「全棟耐震等級3宣言」をしています。(間取りや、ご希望の内容によって耐震等級2になる場合もございます。)最低でも耐震等級2以上の建物をご提案させていただきます。

これから着工する「西年貢の家Q1」は耐震等級3です。長期優良住宅の認定申請も行っています。許容応力度計算を行うと構造金物の数、強度も半端ないです。ホールダウン金物は最高で35KN使うよう指示がでました。

 

でも、これだけしっかりすれば、生涯にわたり安心です。

 

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齋藤 一栄

会津暖家 家長。
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