日射取得(太陽熱)の重要性

エネルギー高騰の時代に突入した現在、お金を払って購入しなければならない電気、石油、ガスの消費量をいかに減らしていくか?を今後もっと、もっと研究しなければならない時代だと考えます。しかし、先日ブログに掲載させていただいたとおり、HEAT20岩前検証部会長(近畿大学副学長)が出演したNHK報道番組では、冬の寒さと健康の因果性に触れていました。エネルギー消費量を減らして、冬のまっただなか、寒い!寒いと我慢の生活をすると、健康被害との関連性があることも検証されていました。では、今後どのようにしていかなければならないのか?

僕たちあいづ暖家が所属する「新住協」では、以前より断熱強化と日射取得(太陽熱)の重要性を唱えてきました。今まさに、この日射取得(太陽熱)の重要性を再認識しなければならないと考えます。過日お引き渡しさせていただいた「鳴神の家Q1」は南面に大開口の窓(南面の壁がほとんど窓)を設置し、冬場の日射取得(太陽熱)を多くとりいれ、反対に夏場の日射取得(太陽熱)をブロックするために外付け電動ブラインドを設置しています。お引き渡し後、オーナー様のお話を伺うと、太陽がでると室内温度が急上昇し、自動設定してある暖房用エアコンの作動が止まるとのことです。この効果を狙い設計させていただいた訳ですが、上手く稼働しているようです。

1/19、気象庁発表の喜多方市気温データです。この日の朝方はマイナス気温続きでした。

この日は天気が良い予報で、放射冷却現象のため冷え込みが厳しかったため、車のフロントガラスは凍っています。この車のフロントガラスは北側を向いています。走り出すには、エンジンを暖気運転させてフロントガラスの凍結を溶かさなければ走り出すことはできません。

一方、同じ敷地に駐車してある僕の愛車(高級車ではありませんが(笑))のフロントガラスの凍結は全くありません。太陽熱(日射取得)で、完全に溶けています。走りだすのに、無駄なエネルギーを使う暖気運転の必要はありません。この車のフロントガラスは南面を向いています。

一方、フロントガラスが東面を向いている、あいづ暖家トラックのフロントガラスは、半分溶けて、半分凍っています。

車と住まいは大きく異なりますが理論は同じです。いかに日射取得(太陽熱)を利用するか?今後高まると予想されるエネルギー高騰の時代に向け、今まで以上、日射取得(太陽熱)を重要視して設計しなければならないと考えます。

「北町上の家Q1」、上棟に向けて土台敷き開始です。「北町上の家Q1」は、日射取得(太陽熱)が可能なお住まいで、太陽光発電システム8KW搭載の認定ゼロエネルギーハウス(ZEH)です。

床下エアコンシステム搭載なので、基礎立ち上がりを極力少なくしています。床下の暖気、冷気がとどこおることがないよう設計しています。もちろん耐震等級3の建物なので、地面上の基礎立ち上がりを少なくさせるかわり、地面下には、地中梁基礎を縦横無尽にはりめぐらせています。

 

 

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齋藤 一栄

会津暖家 家長。
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