いつも交流させてもらっている新住協のメンバーで勉強会を行いました。今回の会場は仙台市です。石川県・新潟県・山形県・そして僕が会津から参加しました。最初に見学させてもらったのは新住協理事の久保田さんの自邸です。久保田さんは新住協本部スタッフでもあり、一級建築士の資格を持つ断熱設計のプロです。出身も厳寒地の札幌。そして新住協代表理事鎌田先生が室蘭工業大学で教鞭をとられていた時代「鎌田研究室」の研究生でもあります。鎌田先生や久保田さんが、今の高気密・高断熱住宅の基礎をつくりあげたと言っても過言ではありません。そんな久保田さんの自邸見学です。
断熱性能も高い上に、日射取得率にも考慮した住まいです。冬場は高い日射取得のおかげで、暖房費は極めて少ない環境をつくりあげています。暖房器具はFFストーブ1台で全館暖房をしています。当然夏場の日射遮蔽にも工夫が施されています。自邸現場をとおして、たくさんの教えをいただきました。久保田さん、明日は岐阜に新住協のセミナー講師で出張とのこと。忙しい合間、ありがとうございました。
次の会場は、いつも親しく交流させていただいている仙台「ハンズホーム」さんの施工現場です。ハンズホームの代表「中山さん」も室蘭工業大学「鎌田研究室」出身です。同時進行で5棟進行中です。凄い!
1件目の現場です。仙台は都会なので敷地や隣接道路など、さまざまな規制をクリアしなければならないので、大変そうです。
2件目の現場です。
左官職人さんが、外壁塗り壁を一生懸命仕上げていました。思わず、かっこいい!と思い撮影しました。!
3件目の現場。仙台市の中央、若林区なのに建物でかいです。土地価格は坪50万位するそうです。半端ない土地価格です。僕は田舎で良かったです。(笑)
4件目の現場。街中の狭小地に建つ3階建て住宅です。こちらも凄い。こんな狭小地に建てること、僕には無理そうです。(笑)
5件目の現場。外壁に屋久島の杉材を全面に施したお住まいです。屋久杉は内地の杉材と異なり、油成分が強く丈夫で長持ち素材です。色合いも、どちらかとゆうと米杉(ウエスタンレッドシーダー)に似ています。ガルバや塗り壁も良いけど、全面板張りも素敵です。
たくさんの勉強をさせていただきました。会津に帰って更なる精進に励みたいとおもいます。
齋藤 一栄
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