昨日ブログUPさせていただいた、【鳴神の家Q1】の住宅性能です。住宅性能は僕たち、あいづ暖家が所属する、新木造住宅技術研究協議会で用いる、「Qペックス」とゆう断熱性能判定ソフトで行います。僕たちは、国土交通省が推奨する「脱炭素化」に向かう住宅性能の判定シュミレーションを、このソフトで行い、国の認定をもらっている審査機関に確認してもらっています。その審査機関の判定で合格した性能の建物しか建築しないこととしています。車の性能も、家電製品の性能もすべて、この根拠がなければいけないと僕は思います。
【鳴神の家Q1】の建設地は郡山市。会津とは違い、国の寒さの判定基準が会津より暖かい部類にはいります。僕たちあいづ暖家が多く建てる建物は、僕たちあいづ地方では、レベル3のお住まいが多いです。Q値0.76 UA値0.28 自然温度差11.68℃の高性能建物も会津に建てるとすれば、レベル3になってしまいます。それだけ会津は寒いとゆうことですね。会津でレベル4の住宅を建てるには、さらなる断熱性能UPが必要ですが、コストバランスを考えると、レベル3で十分ではないかと僕は思います。クライアント様のご希望がすべてにおいて最優先ではありますが。下記の表にあるとおり、暖房負荷は1平米あたり12.9KWH/平米です。とても高性能な住宅です。
暖房設定予想温度は20℃で試算していますが、会津では少し寒いかな?郡山は大丈夫だと思いますが、会津では22℃設定予想で、いつも算出しています。コストバランスと住宅性能は、いつも、あ~でもない、こ~でもないと思考錯誤しています(笑)
断熱性能も大事ですが、耐震性能も重要だと考えています。僕たち、あいづ暖家では、全棟耐震等級3を宣言していて(必ず許容応力度計算にもとづいた計算が必要です)【鳴神の家Q1】も耐震等級3の建物です。クライアント様に断熱性能と安心できる構造性能をお届けしたいと考えています。
そして最後に目指すものとは、クライアント様が生活を楽しむための空間づくりです。断熱性能、耐震性能そしてデザインや間取りが大切だと思います。どれか一つがかけてもNGだと僕は思います。このすべてを創りあげることは、とても大変ですが、造りあげる努力を続けていきたいとおもいます。
齋藤 一栄
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