技術研修会に行って勉強!

人生一生勉強!いい言葉ですね。でも僕は学生時代勉強大嫌いでした。・・(笑)だから大学行けませんでした。(笑)

でも、建築の勉強は今も大好きです。!ってことで、新住協技術研修会に行ってきました。

今回の現場は、新住協理事、本部事務局の久保田さん自邸です。久保田さんも一級建築士で鎌田先生の秘蔵っ子!いわゆる研究者ですね!

久保田さん家は、レベル-4の最高等級住宅です。ほぼ無暖房に近いですね。宮城は名取市とはいえ年間暖房費¥8.080-の積算数値が出てます。冷房も含めた年間冷暖房予想金額は・・なんと¥10.930-・・安い!       年間です。月ではありません。気になるQ値は0.86 AU値0.29 !

ここで、【久保田さん凄いな~!】って僕が思ったのは、誰もが建てることのできるレベル4最高等級住宅だからです。断熱材を厚くして、使用する部材をお高いものにすれば、当然最高等級のレベル4住宅にするこができます。でも久保田さん家は、たくさんの技術を結集して、高価な高価な部材を使うことなくレベル4住宅にしてるのです。性能もよし、デザインもよし、プライスもよし・・・・!真似させていただきます。・・・・(笑)

付加断熱は僕たち会津暖家と同じ、壁厚210㎜!

太陽光発電は、新住協も技術開発に参加している屋根一体型の太陽光発電。エコテクノルーフ!屋根板金が不要なので、そのコストを太陽光発電システムにまわせます。エコですね。!

勉強になった!なった!と会津に帰ろうと思ったら、宮城県の雄!大工の【今野建業今野さん】から、今仙台市内で壁厚435㎜の住宅作ってるんだけど、見てく?って声をかけてもらい、いきたい!見たい!見たい!と連れてってもらいました。(笑)

一瞬見たら、店舗?・・・住宅でした。これが壁厚435㎜級か~!しかし、お洒落だな~!壁厚いな~!      柱間120㎜、外壁側に315㎜の合計435㎜。無暖房レベルですね。

壁厚いですね。!山形の安孫子建設さんも細くみえますね。・・・(笑)すみません。安孫子さん。

外壁に使っている、木製ルーバーは、屋久島産の屋久杉です。雨仕舞い対策で、四角の材木を一本一本丁寧に斜めカットしてあります。雨がかかっても、自然に外側に流れるように!手間かかってますね。最高です。!屋久杉は同じ杉でも油分が強くて丈夫な杉です。(少しお高いのがネックですが。)

リビング天井には木製ルーバー。天井高さを、わざと低く設計して、落ち着いた空間になってます。

キッチンの扉はナラかな?タモかな?木目が素敵でした。!

2階に上がる階段は片持ち階段。お洒落です。空中遊泳みたいです。

ペレットストーブ!壁体内に埋め込んでありました。すっきりして最高!

屋久杉ルーバーの木片を今野さんからもらってきました。この角度が企業秘密!お洒落に仕上がる角度があります。今野さん、企業秘密ありがとうございました。今後の設計に生かさせていただきます。・・・・(笑)

 

 

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齋藤 一栄

会津暖家 家長。
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